リハビリ
母との時間
ある日突然、
腰が痛いと言って
から横になってばかりの母
接骨院への送り迎えが続く
休めるより筋肉をつける事
そのモチベーションが
痛みによって
持てずに随分と時が過ぎた
私はコーチングの資格を持ち
スポーツも長く続けている
リハビリの施設でも働いた経験から
誰よりも母を歩かせたかった
リハビリをしているお年寄りを見ていて
そこに生まれる前向きな気持ちや
エネルギーは
若くてまだやりたい事が
沢山ある私達の様に
簡単に持てるものでは無い事もよく知っていた
今回もそこがとても難しかった
モチベーションが持てないでいる人に
どう寄り添うか?
何度も声をかけて
じっと待って
また寄り添って
見守って
励まして
今日は、はじめて自分から
行って来ますと
歩きに行った。
私はジャンプして喜びたいところを
冷静に はい 行ってらっしゃいと言った
30分して何時もより明るい声で
一度も止まらずに歩けたと
嬉しそうに帰ってきた
この一回 がとても重要
一番にまずは
自分からやろうと思ってやった
いい結果が出た
いい気持ちになれた
この経験があってはじめて
次に繋がっていく
リハビリは周りの人にとっても
チャレンジであり
学びでもあり
喜びでもある
コメントを投稿するにはログインしてください。