Hawaii に恋して パート1
私の人生の物語、、その面白い部分は
ほとんどが出逢いと
ご縁で出来ている。
高校生の時に立ち寄った
アメリカンダイナーというハンバーガー屋さん
中へ引き込まれるように入って行くと
そこには、まるで
アメリカにいるような錯覚を
起こしそうな空間があった。
50’sの曲が流れ
置いてある置物から、グラスやお皿まで全部が
はじめての感覚なのに何故か懐かしい感じがした。
ずっとそこにいたくて、
履歴書を書いて
すぐにバイトをはじめた。
そこでは、テーブルにお尻を半分乗せて
お客さんとはなしたり、
はぁーいと、一度会ったお客さんと
気軽に話す事が、何故か許された。
そんな場所で私はいつからか
日本人の堅苦しい鎧を脱ぎ捨てて
新しいような、もともとそうだったような
自由でありのままの自分になっていった。
その当時の年上の彼はスクーバダイビングの
インストラクターだった事もあり、
南の島にいつも行っていた。
そんなある時
一緒に行こうと言われて
はじめてのハワイへ行った。
何も考えずに飛行機を降りた瞬間
あっ
この匂いなんだか懐かしい
この青い空と澄んだ空気
ここだぁー
下の方から湧き上がってくる熱い思いに
気がつきながら、
いつの間にか、
私はすっかりハワイに恋をしてしまった。
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